8月17日　６日目

-美深～道北スーパー林道～ピアシリ林道～名寄～旭川-

道北スパ林は通行止？

函岳ヒュッテとねこさん号

砂利ちゅーNISSY

お馴染み函岳頂上

思えば去年(2005年）の12月KTMのHP見ててお目にかかった640アドベンチャー、見た瞬間「これで北海道走りたいなぁ、、」って。しかも
何回行ってもしびれちゃうあの函岳ラインを。その思いがようやくかなう日が来た。去年NISSYを誘って、NISSYもハマってしまい今年はねこさんと
よっし～も「さてハメたるど！」美深の朝も早い。朝食もそそくさとすまし大量の荷物をマシンに積み込み出発したのはAM8:30。
もはや勝手知ったる美深の道？R40のライダーズコースの案内はすぐわかった。気持ちいい牧場地帯を過ぎると道北スパ林の入口はもうそこだ。
のはずが、「あれ、通行止めになってるぞ？」林道掲示板で不安な情報を見たものの、、9月いっぱいまで工事中と書いてある。
やっぱりダメかと思いつつしばらく走ると「出た～！」工事車輌が勢揃い。「すいませ～ん。この先通れませんかぁ？」じ～じが尋ねると
作業員さん達、なんか相談したあと「んだべなぁ、バイクだしそこの脇通れるんなら行ってもいいべ。」と人の良さそうなお兄さんが答える。
そっかぁ、ここさえクリアすればあとは問題なく走れるって事か、と勝手な解釈をしその脇を歩いて下見してみた。すると地面が40cmほど掘れてて
登り斜面が直角っぽい、しかも登ったところにまた土の小山がある。う～ん、冒険号じゃちとやばいかなぁ、、。WRだったら行くんだけど、、。
暫く皆んなでどうしようこうしようと悩んでいるとさっきのお兄さんが「それかさぁ、来た道戻って○○んとこを××に曲がって突き進んでみっか？
この区間バイパスして先に出れると思うよ。だいぶ前に行ったきりだからどうなってるかわかんねぇけど。」と禁断のルートを教えてくれた。
「やったぁ～！これで願いがかなう。」そのルートは廃道ギリギリの草ぼうぼうの狭路だったが無事通過できたのは言うまでもない。

ピアシリ林道頂上付近

お兄さんのおかげで4人が最高のダートと最高のロケーションをGETした！
やはり想像通りLC4、640ccのエンジンで走るこの道は何だかこのマシンが
故郷の欧州に帰ってきたみたいな安堵感と心地よさを感じさせてくれた。
そして去年NISSY&YOUと行った時は雲が多く見えなかった遥かかなたの
オホーツクや日本海も望めたことに感動！暫く皆んなで360度パノラマの
雄大な自然に見入ってしまったのでありました。

函岳を降り道北スパ林の最終歌登に着いた頃はすでにお昼時。
食事するとこもない山ん中なのでもう1本七色路面のピアシリ林道を
楽しんでから名寄で昼ごはんとしよう。

歌登から仁宇布に向かい道道49号、美深松山峠を越して道道60号を
右折すればまもなくピアシリ山への入口。そろそろプチ野宿旅の疲れが
溜まってきたのか一番若いよっし～が入口につくや舗装路でコテンと
わがWRを倒した、、。「どうした？」って聞くと「眠ってた。」なんという男。
バイクで居眠り運転するなよ～。

ところが目が覚めてからのよっし～の走りは一変した！前を走るじ～じを
煽るように迫ってくる姿がミラーに。逃げるじ～じ！追うよっし～！
下り坂、下りきったボトム路面に差しかかろうとした瞬間、じ～じの視界に
何やら白い板状のものが、、ゴツン！気づいた時には遅かった。
どぶ板だ。なんでこんな山深い林道に？って思ってるとまた下り坂、
ボトムにさしかかる。「やばいフロントUPだ！アクセルWFO、腰を引け！」

しかしフロントUPせず再びゴツン！あぁ、またやってしもうた(>o<)
さすが29Lタンクの冒険号易々とフロント上がらない。
ひどいよ地面と面一でなくただ置いてあるだけのどぶ板なんだから段差に
ヒットしちゃうわなぁ。
おかげさまでフロントリムは「故いかりやさん」の口唇のように、、、。
アーメン。