G.W.タイ北部オフツーリング                             2006/5/13 作成:サワディさん
 ・サワディ・カップ!(タイ語で「こんにちは」)サワディはせがわです。
 5月4日から6日まで3日間タイ北部をツーリングしてきました。私とTRYの
 お客さん(shinさん)と私の友人(1号ライダーさん)の3人のパーティです。
 
・服部さんと
・5月3日私たち2人はセントレアから10:30発のタイ航空でタイへ向かいました。バンコク空港でトランジットして
 チェンマイ空港に夕方到着しました。関空からの1号ライダーさんは1時間遅れでの到着です。私たちはツアー
 なのでホテルまで送り迎えがありますが彼は服部さんに空港までピックアップに行ってもらいました。ここで今回
 のガイドを務めて頂く服部さんを紹介します。服部さんはトライアルライダーで元HRCワークスとして世界GPを
 転戦した経歴を持ち、現在はタイ北部の都、チェンマイにお住まいです。
.... ....
・1号ライダーさん ・shinさん ・サワディ.(コネント作成者)
・チェンマイ・オーキッド・ホテルのロビーで今回いっしょに走るこの4人が初めて顔を合わせました。すぐに夕食を
 取る為に街中へ服部さんの車で向かいました。シーフードレストランで私達はタイ料理を味わいました。いよいよ
 明日からタイを走れるのだという期待を胸に皆、眠り落ちました。いえ約1名、落ちていなくてもそういうことで
 お願いします!?
・shinさんの走り ・パイキャニオン ・なぜか温泉
・4日の朝8:00ライディグウェアーに着替え、服部さん宅へ向かいました。今回乗るバイクは服部さんはXR400R、
 私はXR−BAJA(MD30)、shinさん、1号ライダーさん達はXR(MD30)です。荷物を積んですぐに出発しました。
 街を抜け舗装の山道をどんどん走って行きました。途中、見晴らし台で休憩しすぐに林道へ入りました。最初の
 林道は下りでしたがそんなに難しい道ではありませんでした。しかし走り出して10分後、私に大きな罠が待ち
 受けていました。道の端から草が道へ少し出ていたのですが草なのでハンドルが少しぐらい触っても問題ないと
 そのままのラインで走ったところ、実は8cmぐらいの太さの木の枝が隠れていてハンドルの端が激しく当たり
 ました。当たった後、持ち直したのですが手が痺れてそのまま立ちゴケしました。あと1cm内側で当たっていたら
 私の小指が骨折して3日間のツーリングがパーになるところでした。途中、山奥の小学校へサッカーボールを
 届けた後、シングルトラックのつづら折れの道で大汗かいたりもしましたが順調に林道を繋いでワット・チャンと
 いう町を通って今日の宿泊地であるメーホンソンへ向かいました。やっとメーホンソンの町が見え出して路肩に
 止まったところ、1号ライダーさんのリアタイヤがパンクしていることが判りました。タイ製タイヤは非常にビートが
 硬く、さすがの服部さんもかなり苦労してパンク修理を終えました。メーホンソンの町では夕食をとりタイマッサージ
 をしてゲストハウスに泊りました。
・ゲストハウス ・メーホンソンのスタンド ・ワットチャンの仏塔
・5日は朝から昨日の疲れとバイク話で盛り上がってしまい、のんびり10時すぎのスタートになりました。
 ワット・チャンまで引き返し、今日はパーイという町を目指します。途中、集落で鉛筆を子供達に手渡したりして
 変化に富んだダート道を走り抜けました。この山の子供たちが鉛筆1本で何も変わりはしませんが、ホコリを撒き
 散らすだけのライダーの罪滅ぼしになるかなという気持ちで始めたのですが、反対に山の子供たちの素直な
 表情に触れて私たちの心が洗われるような気持ちです。今回はボール3個と鉛筆を90本配りました。

・パーイはあまり日本のガイドブックには載っていませんが欧米人パックパッカーが多く訪れる町です。
 ここでも夕食の 後は、お約束のタイマッサージでした。
・休憩中 ・山の小学校 ・手汲み式スタンド
・6日、とうとう最終日です。今日の夜にはチェンマイから離れなくてはいけません。パーイを9時ごろ出発して
 パーイキャニオン、温泉を見たりしてワット・チャンまで昨日来た道を引き返します。4車線ぐらいの広いダートで
 直線では100km/hオーバーでした。ワット・チャンで休憩してチェンマイに向けて走り出した5分後、不意に
 私のバイクがパンクしました。もうリアチューブが無いのでフロントチューブを入れて修理しました。ダートを走り
 繋いで舗装路に入ったところの集落の店で昼食をとり、一路チェンマイまで帰りました。
・昔の日本の風景? ・直線もあるよ ・田舎の家
・今回のツーリング走行距離約600kmの内、ダートは300km以上ありました。天気は雨季に入ったにも
 関わらず、私の心がけが良い為!?3日間とも晴れでした。食事は朝食を除いてすべてタイ料理でした。
 カニカレー、トムヤンクン、クィッテォ、タイスキなど満喫してきました。観光は初日にチェンマイ・ナイトバザール
 に行っただけでした。誰も買わないので私のタイ語が生かせなかったのが残念!?でした。ガソリンは
 95オクタンが29〜34バーツ/リットル、食事は昼は35〜55バーツ、夜は250バーツ程度。
 ゲストハウスは200〜250バーツ/人でした。(1バーツは約3円)
・G.W.中の為、行き帰りの航空券がとても高いのを除けば、後の出費はかなり安いかなと思います。
 3人とも立ちゴケ程度はありましたが大きな怪我も無く楽しんで走ることが出来たと思います。
 また機会がありましたらこのようなツーリングを企画したいと思っています。最後にすばらしいガイドを
 してくださった服部さんに感謝してレポートを終わりたいと思います。

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