★このページは整備マニュアルとして作成したものでは有りません 整備資格者及び整備工場以外での作業はお薦め致しません
・シートはボルト1本で取外せ
 ます。バッテリーのマイナス
 端子も外しておきます。
・燃料ホースを取り外します。 ・左右のシュラウド取付ボルト
 を取り外します。
・燃料タンクをフレームに固定し
 ているボルトを取り外します。
・オプション装備のスキッドプレ
 ートを取り外します。
・オイルドレンボルトはエンジン
 後方に後向きに付いています
 (締付トルク20Nm)
・エンジン側面にあるオイルスト
 レーナーを取り外します。
 (締付トルク15Nm)
・エンジン底面にあるオイルス
 トレーナーを取り外します。
 (締付トルク10Nm)
・ストレーナーとドレンボルトを
 清掃して取り付けます。
・ホーンとラジエターカバーを
 取り外します。
・オプション装備のクーリング
 ファンを取り外します。
・EX側の作業を容易にする為に
 ラジエターの取り付けボルトを
 外します。(液は抜きません)
・イグニッションカバーを取り外
 します。
・4本のボルト長さが違うので
 注意が必要です。
・エンジン前方に有るクランク固
 定用のボルトを取り外します。
・この銅ワッシャーを取り外して
 ボルトを挿入する事でクランク
 を固定します。
・タペットカバーを取り外します。 ・ピックアップとフライホイールの
 突起で大体の圧縮上死点を
 出します。
・クランクの溝に合わせてボル
 トを挿入しクランクを固定しま
 す。
・シクネスゲージを使って調整。
 EX側はスペースが狭くて行い
 難いです。
 (IN 0.12mm  EX 0.12mm)
・オイルフィルターの交換は車
 両を寝かせて作業します。
・オイルフィルターはこの位置に
 2個並んで有ります。
・サークリッププライヤー等を使
 ってオイルフィルターを取り出
 します。
・左が古いエレメントです。
 カバー取り付け時にOリングを
 噛み込ませないよう注意しま
 す。
・組付けは分解とは逆の手順で行います。
 当店お薦めのエンジンオイルはモチュールの300V
 15W−50です。1.2gが規定量ですがオイルフィルターに染み
 込ませたりフィルターケースにオイルを入れてから組み込みます
 ので実際は約1.4g使用します。
★EXC-Rエンジンはレーシングエンジンの為、定期的に点検調整が必要となります。
 TRYでは500km〜1,000km走行までに初回のオイル&オイルフィルター交換、バルブクリアランス調整を実施しています。
  その後のオイル交換のサイクルは1,000km〜2,000km(使用状態で判断)で、毎回オイルフィルター交換&バルブクリアランス
 調整が必要になります。バルブクリアランス調整を3、4回行った時点で狂いが少なければ調整サイクルを長くしていきます。
 (バルブクリアランス調整はエンジン冷間時に行う必要が有りますので作業日数は2日で車両はお預かりになります。)







KTM250EXC-R   バルブクリアランス調整