■04’KTM250EXC-Rを350ccにボアアップしました、この機会EXCエンジンの構造をご覧下さい               
              (350ccにボアアップすると公道は走行不可能となりますのでご注意下さい)
・シリンダーから上の整備はフレームに搭載した状態で作業が出来ます  
 ヘッド左側カムシャフトの外側にラジエターポンプが付いています
 カムチェーンを切断してヘッド&シリンダーを外します(整備には特種工具必要)
 バルブタイミングを合わせるのに上死点を調べる為のダイヤルゲージが必要です
・ロッカーアームはカムシャフトはベアリングでバルブステムはピロボールで作動するようになっています
 クランクケース自体が525ccまでほぼ共通ですので作りに無理が有りません耐久性も安心です
 左シリンダーが350ccで右側のピストンが350ccです勿論ピストンピン付きです
 クランクのコンロッドの小端にはブッシュが圧入されています
・組み付け後 エンジンを始動してもボアアップ時に良くあるクランクの打音もなくスムーズに回転が上がります
 キャブのセッティングが少し必要な感じです  詳細は次の機会にいたします
・私の感覚的には、ちょうど良いトルクで乗り易そうに思われました
★サービスデータ
 ■MJ : 170  ■SJ : #48  ■エアスクリュー: 1-1/4   ■ジェットニードル: OBEVP 4段目 
◆現在この部品は入手不可能となっております